2050年カーボンニュートラルというタイムマシン

1 週間前  | 162 Views | 私感

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2050年カーボンニュートラルというタイムマシン



経済産業省は関係省庁と連携し、「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定しました。

「カーボンニュートラル」とは、CO2(二酸化炭素)の排出量と吸収量とがプラスマイナスゼロの状態になることをいいます。

ちなみに、
・排出量が上回ると「カーボンポジティブ」
・下回ると「カーボンネガティブ」
と呼びます。

経済産業省

さて、経済産業省が公開している資料にこんなものがありました。

出典:経済産業省HP

大きな画面で見る

プラント業界に関係する設備ばかりですね。
これらのもののほとんどが、電化、水素化、再生可能エネルギーなどに切り替わります。
よく見たら、発生したCO2も大気放出せず、地中に貯留するっていうこともされてますね。(うーん・・・です)
ここに「ヒト」は描かれていませんが、きっとAI化され、働く人も減ってるんでしょうね。とはいえ、産業自体は消えていないようですので、これから活躍するプラントエンジニアの皆さんも新しいことをどんどん覚えていかなければならないでしょう。

これ↓とはちょっと違う世の中のようですが、当たらずとも遠からずといったところでしょうか。

具体的には?

企業や団体には下記のようなことが求められています。
・CO2排出量の削減
・再生可能エネルギーへの切り替え(化石燃料を使わない)
・廃棄物の削減
・輸送削減のため、より局所的な生産をサポートする
・輸送の電化
・森林再生などのプロジェクトへの資金提供によるカーボンオフセット

特にプラント業界には大きく影響する話です。

これらの施策を行い「カーボンニュートラル」にする目標期限が2050年。
あと、だいたい30年くらいです。



カウントダウンタイマー

もう既にカーボンニュートラルを達成している企業もあって、例えばMicrosoft。それも2012年に。
さらにはGoogle。もっと古く2007年に達成済み。
今後も、カーボンネガティブに向けて事業を行っていきます。

一方日本。で、できない?

帝国データバンクの調査によると、企業の43.4%が達成困難、17.9%が達成できない、と回答しています。
合わせて6割が達成に懐疑的なのですが、
日本製鉄は2050年までにカーボンニュートラルを達成する計画を発表しました。
鉄鋼業における脱炭素化(炭素を出さない製鉄)は非常に厳しい問題です。

従来の石炭を燃焼させて製鉄する溶鉱炉を電気炉に移行。
また、石炭の代わりに水素が有効という研究より、水素を用いた鉄鋼生産を目指しています。

電気を作るにも炭素は発生し、国内主力の火力発電に影響します。運送なんかもそうですが、水素航空機なんかは「夢」がありすぎて実感湧きません。

さいごに

当初は2100年までに、なんて言われていた頃もありましたが、世界と足並みを揃えるために50年前倒しされました。

一言で50年、一人のサラリーマン人生分です。
将来のことはオレが死んだあとの将来の人が考えるだろうなんて言ってたかもしれませんが、もう我々世代の話です。

2050年達成まであと30年。これを読んでる皆さんもまだ生存しているはずです。
その時が来たら瞬時にスイッチ!なんてできないし、自分たちも10年なんてあっと言う間とか良く口にしますよね。
今後の世の中はこれから徐々に変化していくことになるでしょう。

ガソリン車を新車で買うのもあと1回くらいですね。

ではでは。



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タケ

この記事を書いた人

タケ

プラントエンジ御三家系の電気EPC技師として国内・海外を20年間飛びまわる。役職が上がるにつれ働く環境づくりやリクルーティングテクニックに興味を持ち、人材派遣会社のマネージャー職に転身。プラント業界が抱える高齢化の解決、主にエンジニア採用や企業広報を支援すべく起業。業界内の新しい価値を生み出すためのプロジェクトとして本ブログ『プラント百景』や人材マッチングサイト『プラント特区』を手掛ける。