ネットに溢れる『プラントエンジニアは辛い』とかいう記事に苦言を申すぜ

5 ヶ月前  | 1110 Views | 私感

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ネットに溢れる『プラントエンジニアは辛い』とかいう記事に苦言を申すぜ



タケです。

タイトルの通りなんですが、よくブログや就活情報の記事などで、『プラントエンジニアは激務』とか『プラントエンジニアは辛い』とかいう記事を見かけます。

こういう記事に限ってエンジニアの実務経験の無い人が過去のネット情報を参考に、それをさらに盛り気味・煽り気味に書いてたりするのですが、今回はこの事についてちょっと書いてみようかなと思ってます。

それではいきましょう、プラント百景スタート!

【目次】
楽な仕事じゃないけれど
広告記事に釣られるな
たとえばこんなこと
まとめ

楽な仕事ではないけれど

確かに楽な仕事では無いことに間違いはないですが、事実以上に煽り立てるような記事には感心しないんですよね。
それを見た読者が、それを鵜呑みに志望敬遠するような事があるならば、業界として大きな損失を重ねて続けてきたことになるんじゃないかな。

一方で、参考になった・教えてくれてよかった、という人もいると思うので、受け止め方は人それぞれだったり、記事の程度だったりするのですが、なにかしらの影響を与えていることは間違いないと思います。「ネット情報をどこまで信用するかは本人次第」と良く言われますが、それをいいように解釈して何でもかんでも無責任に情報発信するのもどうなんでしょうか。

ネット上に溢れるそれら「エンジニアはつらいよ系」の内容が、すべてのプラントエンジ企業やプラントエンジニア全員に当てはまる話でもないです。
実際に働いている現役エンジニアからすれば、「実際そうでもないけどな」とか「またあんなこと言ってるや」とか「どこの会社のこと?」くらいの感じで冷ややかに見ていたりしているものです。
なかには本当に激務で辛いと嘆いている人もいると思うし、その人たちのことを言っているのであればそれは正しいのですが、業界全体がそうなんだと誤解されるような書き方もあったりします。

広告記事に釣られるな

辛いだ、激務だって書いてるんですが、そういう記事に限って執筆者名を公表していなかったり、全然関係のない異業界の人が注目してもらうためにわざとオーバーに書いたものだったりもしますので、そのへんも注意して読んでみたほうがいいと思います。

詳しくは書きませんが、その類いの記事のなかには広告記事が紛れていることも多くて、たとえば記事の最後のほうに「この会社はオススメ」とか出てきたりするのがそれです。

ネット広告事情を知っていれば簡単に気づくことなんですが、こと自分に降りかかることとなれば、そんな記事にもすっかり信じ込んじゃうケースがあるので厄介です。
もちろん有意義に活用できる良記事もたくさんあるのですが、他人・団体に害や影響を及ぼすまでの事柄を書いているんだという自覚は持っていて欲しいものです。

たとえばこんなこと

さて、そんな「エンジニアはつらいよ」系の記事、たとえばこんな感じで書かれてたりします。

例1:『気の強い職人をマネジメントするのが大変です』

───それってプラントエンジニアもそうだけど、職人さんも全員気が強いと思ったら大間違いです。めちゃめちゃ人当たりよくって心配りできる人のほうが圧倒的に多いです。
職人さんが怒ったりする場合ってそんなしょっちゅうあるわけでなくって、それは別にエンジニアの仕事は辛いんじゃなくって、それはその人の仕事の要領が良くないだけ。他の業種だって同じことが言えます。
ごく普通に管理・監督できていれば、少し失敗したところでなにも辛いとまで感じることは無いです。

例2:『労働時間が長くて不規則です』

───これも別にプラントエンジニアに限った話ではないですし、最近は言うほど労働時間は長くないです。
昔こそ終電で帰ることが多かったのは確かですが、現在では社内データ共有、設計をアシストしてくれるソフトやテンプレート、最近ではAIの活用も進んできて、繰り返される業務や力仕事(=見積り時の資材数量拾い出しやPCデータ入力、図面修正など)には昔ほど時間をかけなくても片付けることができるようになってます。
まだまだ昔の古い情報だけを抜き取って、辛い、帰れない、と書いていることが多いような気がします。

例3:『勤務先が僻地で環境が悪いです』

───これ、ちょっと悲しいです。現地の人に「ここって僻地ですよね、環境悪いですよね」って言えたりしますか。そこに住んでる人もいるんです。
コンビニが歩いてすぐそこにあって、数分おきで電車に乗れるのが良い環境と定義するのであれば、結局それはプラントエンジニアに限った話では無いです。
渋滞がない、魚や野菜が新鮮、空気がきれい。これって都会より環境良くないですか?

まとめ

まぁこんな感じである種、悪口みたく、これみよがしに書かれている記事が検索すると続々と出てきます。
別に良いことももっと書いて欲しいというお願いではなく、悪いことは悪いと書いてもらって構わないのですが、過剰な煽りや盛りすぎは困る!って話です。

どの企業も若手エンジニアを本当に欲しがっていて色々工夫しているのに、その記事ひとつで一気に台無しにしています。

特にこの業界、意見・発言を公に発信する人が多くないのは知ってるし、これ系の苦言もあんまり見かけたことがなかったので、おせっかいながら書かせていただきました。

ではでは。

つらくないぞっ!



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タケ

この記事を書いた人

タケ

プラントエンジ御三家系の電気EPC技師として国内・海外を20年間飛びまわる。役職が上がるにつれ働く環境づくりやリクルーティングテクニックに興味を持ち、人材派遣会社のマネージャー職に転身。プラント業界が抱える高齢化の解決、主にエンジニア採用や企業広報を支援すべく起業。業界内の新しい価値を生み出すためのプロジェクトとして本ブログ『プラント百景』や人材マッチングサイト『プラント特区』を手掛ける。