私が現地出張時に使ってる無料アプリ3選(PDF、騒音、翻訳)

私が現地出張時に使ってる無料アプリ3選(PDF、騒音、翻訳)

すぐに使えて便利なアプリ!
新年も慌ただしく始まりまりバタついているイグアナです。
最近、ケータイ用の便利なアプリも増えてきてますよね。
現地での作業は常に時間勝負で、いかに効率良く作業やデータを纏めるかが大事になってきます。
今回は、私が実際に現地出張で使ってる無料アプリを3つ紹介します。
(1) Adobe scan
国内海外問わずに、かなり重宝しているアプリです。
パソコンの画面の写真を取るとすぐにPDF化してくれるアプリで、私の場合はプラント設備全体を制御しているPC等の機器がある中央操作室(=中操「ちゅうそう」)でよく使っています。
通常は中操のPCからプリントアウトした紙のデータを使っているのですが、それでは時間がかかるので、画面のデータをこのアプリを使ってPDF化し、内勤のスタッフにメールで送ってデータ整理を手伝ってもらってます。
コンプライアンスの兼ね合いで発電所や、顧客のパソコンにUSBを突っ込むことも出来なくなりましたので…。
紙のデータと違い、これを使うと早くデータを纏められるので出張者の手間を軽くすることが出来ます。

レビューや評価は38000件で4.6と、かなり高評価です。
使い方
まずは、アプリを起動して「文章」(画面下の黄色マーク部)にセット。あとは撮りたい対象物をスマホのアプリ画面に合わせるだけで、自動でテキストを認識し写真を撮影してくれます。

黄色で囲っている部分が写真で撮影した部分になり、この画面でPDFにする部分の範囲を調整することが出来ます。

サイズ調整が終わったら、画面下の「続行」ボタンを押すと下の画面に切り替わり、テキストの向きやOCR化(写真の文章をテキスト文字として認識させる処理。コピペしてExcelに張り付ける事も出来ます)までしてくれます。
マジで神!!

ほんの数秒で調整処理が終わるので、その後”共有”をクリックすると好きなアドレスにPDFデータを送付することが出来ます。

で、PCに送られてきたリンクをクリックすると、こんな画面が出てPCに取り込むことができます。

実際にPDF化したデータを見てみると少し画質が荒いですが、読めるので問題ないです。

私が内勤をしている時も、出張者からよくヘルプメールが送られてきます。
「俺も暇じゃね~よ!!!!」と叫びたくなりますが、出張の忙しさは十分理解しているので、最優先でヘルプ作業を行っています。
(2) デシベルX
設計の人が見落としがちなのが「騒音」。
大体プラントは85デシベル以下というきまりがあります。
運転時の騒音は周辺の住人への影響も大きいので、設計時はもちろん、稼働中も気をつけなければいけないポイントです。設備が古くなると騒音も大きくなりますので。
そのためにある程度の騒音値を測定できるアプリがこの「デシベルX」です。
評価
評価は4.3と高評価です。評価の数が5000を超えているのに4.3は期待出来そうと思い使ってみることにしました。

起動画面
起動した時の画面は、こうなっています。
黄色で〇を付けている▶マークを押すだけで計測を開始します。

測定結果
ちょうど先日コンサートに行く機会があったので会場で測定してみました。
測定が開始するとタイムラグもなく、すぐに測定結果が画面に表示されます。
体感は0.1秒にも、かかっていません。
分かり易いのは左上に騒音のレベルが表示され、測定結果としては下の画面の中央に経時変化、左に平均、右に最大があるので分かり易いです。

そして下は、コンサートが始まった時の表示画面です。
そこそこ盛り上がっている状態で82デシベル。
このくらいがプラントの制限値なんだなと思いました、職業病ですね。

ちなみに、プラント内の騒音85デシベルがどんなものかと思い環境省のHPで確認した所、飛行機の機内やゲームセンターの店内より少し高く、パチンコ店内より低いくらいです。

出典:環境所HP https://www.env.go.jp/air/souon_meyasu_1.pdf
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(3) Google翻訳
アプリの内容は以前紹介しているこちらの記事が分かりやすいのでリンクを参照下さい。

このアプリは、私が海外プラントの立会いや試運転に出向く時に大活躍します。
プラント専門用語はそれなりに熟知しているのでひつようないですが、それ以外の注意書き看板や掲示板、機器に付いている説明文で分からない単語や文章があった時にマジ使えます。
アプリを起動して携帯をかざすだけで和訳が表示されるので、時間勝負の現場ではピカイチです。
以前現地で、試運転のための計器の読み取り作業をしている時に作業員から英語で、とある機器の場所がどこにあるか質問されたので、説明するより直接行って指し示す方が早いと思い、片言英語で「フォローミー(付いてきて)」と答えて、「This one(これです)」と指し示した経験があります。
事前にアプリで機器名称を確認しておいたので、調べておいて良かったと胸を撫でおろしたことを覚えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
他の職種の方でも役に立つ場面はあるのではないでしょうか?
気になる方は使ってみて下さい!!

日々進化!仕事も楽になっていきます。