元職人、仕事での失敗談を語る
元職人、仕事での失敗談を語る
たくさん失敗しました!
こんにちは、kacchanです。
みなさんは、仕事で失敗の経験はありますか?仕事の失敗って確認不足から起こることが多いですよね。
僕は、確認を怠って失敗したことが何度もあります…。
今回は、僕がプラントメンテナンスや太陽光発電所を作っていた時の失敗談をお話します。
ここはどこ?!
これは、岐阜県の山の中で起きた失敗談です。
太陽光発電所を設計するにあたり、まずは現場の空地の寸法を測ったり資材を搬入したり、杭を重機で打ち込んだりするのですが、その日はこの三つの作業を一日でこなすというスケジュールでした。
朝現場に付いて、寸法を測り終え資材が搬入され、問題なく杭を重機で打ち込み始めました。
作業は順調に進み、もう少しで一日の作業が終わるという時に、一台の軽トラックが現場に入ってきました。
中からおじいちゃんが出てきて「ここは、わしの土地じゃが、あんたら何してる?」と僕に声を。
僕は施主さんだと思い、太陽光発電所を作っていると説明しましたが、僕が現場だと思って杭を打っていた空地は、実は現場と全然違う場所。
図面の土地と形が似すぎている…。
山の中だから細かい住所が出ない…。
いろいろ言い訳したいことがありますが、僕の確認不足ですね。
2mある長さの杭をかなり打ち込んでしまったので、打ち込む時より抜くのに時間がかかってしまいました。
確認不足の失敗ってなぜか、失敗した箇所をやり直す方が、体力も時間もかかってしまいますよね。
みなさんも確認不足には注意してください。
仲間はどこ?!
プラントメンテナンスには、さまざまなジャンルがあるのですが、僕は主にプラント溶接工の仕事をしていました。
ゴミ処理施設の溶接を任され現場へ向かうのですが、そこは非常に深く、地上から7mくらいの深さがありました。
はしごを準備して2人で中に入るのですが、中に入る2人とは別に上で見張り役を付けて計3人で現場に入ること、下ろしたはしごは転倒の恐れがあるので、降りたら上の見張り役が必ずはしごを撤去するとルールがありました。
持ち場に付き、それぞれの持場に別れました。僕は溶接をしていて、上の見張り役が「お昼です」と声をかけてきたので僕は上に上がりはしごを撤去し、現場のドアに施錠をして休憩所に向かってしまったのです。
お昼ごはんを食べながら、なにかおかしいと感じ周りを見渡すと、中で溶接していた同僚がいないのです。
よく考えると僕が先にはしごで上に上がり、すぐにはしごを撤去してしまったので上がってこれない、それに同僚も溶接をしていたので、「お昼です」と呼ばれているのに気付いていないと確信しました。
現場内は精密機械が多くあるので、携帯の持ち込みは禁止でした。
しかも、ゴミ処理プラントの中は、酸素が薄いのでドアも完全にロックをしてきてしまったので、窒息しているかもと不安になりました。
僕は急いで同僚が閉じ困っているゴミ処理プラントに向かい、同僚の安否を確認しましたが、無事だったので安心しました。
一歩間違えたら、大きな事件になっていました。
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出禁?!
これは、僕が雇用していた若い子が原因で起きた失敗です。
プラント現場など、大きな現場に入ると朝礼が必ずあります。
時間は、現場によって異なると思いますが、8時から朝礼が始まる事が多いです。
朝礼では、ラジオ体操、KY、本日の作業内容(職長が前に出て発表)とあるのですが、朝礼は全員が必ず出ないといけません。
僕が雇用していた若い子は朝が本当に弱く、集合場所に時間通りに来ることは、滅多にありませんでした。
その若い子の寝坊が原因で朝礼に参加できないことが続いてしまい、最終的には、会社の責任として全員が現場出入り禁止になってしまったのです。
たった数分の遅刻でも、会社全体に迷惑がかかってしまうこともあるので、朝が弱い人は、会社に迷惑かけないように早寝早起きをして寝坊しないように心掛けましょう。
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まとめ
僕の失敗談をご紹介しましたが、ここでは書ききれないほど失敗談はまだまだあります。
失敗したことがない人なんかいなくて、決して悪いことではないと思います。
しかし、失敗を隠したり、次に繋げようとしないことは悪いことです。
失敗する事は、逆に成長に繋がるチャンスだとも思っています。
失敗しないと気付かないこともありますし、悔しさがスキルアップへと繋がったりします。
失敗を恐れてチャレンジをしなかったり、失敗した事を悩んでクヨクヨしたりせず、次に繋げるエネルギーとして失敗をうまく活用しましょう!
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