プラント企業で働いてみた感想

1 ヶ月前  | 324 Views | 私感

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皆さん、初めまして今回からプラント百景のゲストライターにエントリーさせてもらうイグアナです。

大手火力プラントメーカーの設計の部署で派遣社員として勤務しています。
自身の経験を面白く紹介していきたいと思っています。
何を話そうかと迷いましたが、シンプルに経歴も含めてプラント業界での感想から話していきます。

 

 

 

働くきっかけ

当時、家庭の事情で地元に戻らないといけなくなり、地元の大きな企業の関連会社に転職したことがスタートです。

こう言うと志の高い方から怒られてしまいそうですが、私自身、決して最初から、この業界に興味があったわけではなく、求人で「火力プラントの設計職募集!!」という文字や福利厚生が良さが目につき「設計とか、出来る男みたいでカッコいい!!」くらいの気持ちで受けてみました。

派遣とは言いましたが関連会社の正社員として大手企業に入り込んでいます。
要は、派遣先で顔と名前を知ってもらう事と技術的にスキルアップして来なさい!!ということです。
ゆくゆくは関連会社に戻る予定なので、そのための準備みたいなニュアンスです。

このような経緯を経て4年になります。

来年には関連会社に戻りたいなとは考えていますが、如何せんメーカも人手不足なので検討中です。

 

 

 

働きだして思ったこと

設計に携わって数週間で、予想以上に図面が存在するということに気が付きました。
それもそのはず、大きいもので数キロにも渡って色んな設備が密接しているので図面の数も何千とあるのです。
火力プラント設備の中でも比較的に小さい物を設計する部署ですが、それでも数百は図面があったので、その物量に圧倒されていました!! 

例えるならば海のド真ん中に手漕ぎボートの上に投げ出されてしまった状態と言えばイメージしやすいはずです。

それから数か月図面の勉強や、次から次へとベルトコンベアのように雑務や、打合せ、図面作成、資料作成、調べものが流れてくるので、すぐに半年程経っていたことが印象的でした。

 

 

 

驚いた事

①昼休みの行列

これは大手あるあるなのかもしれませんが入ってすぐにビックリしたのが社員食堂地下なので昼休み12時のチャイムがなると一斉にエレベーターの前に並び行列になります。

 

②食事のスピードと昼休みの過ごし方

食べるのが信じられないくらい早く、噛んでる?と思うくらいです。現地に行きまくっている人は10分も掛からずオフィスに戻ってきます。

食べるスピードもさる事ながら、食べ終わったあとにはランニングや屋上で運動をする社員が多いです。

元気過ぎる‼︎

 

③現地のスピード感

大手の社員さんから「ちょっと岡山まで出張行かないか?」とコンビニでも行くかのような口調で言われました。
いつも仕事をくれる方だったので2つ返事で「宜しくお願いします。」と答えました。
当日現地に行ってみると、図面とは比較にならない程のデカさと働く人達のスピードです。

納期を守るために当日にする作業内容が決まっており(工程といいます)よっぽどのことがない限りズラす事は出来ないからです。

例えるなら、警察24時のように常にバタバタとしていて、当然トラブルも起きます。

現地に10日程しか居ませんでしたが、2kg程痩せました。

現場はトレーニング場です‼︎

 

 

 

ためになったこと

①現地に行って自分が設計した物を見れたこと

火力プラントは、簡単に流れを書くと上のようになります。
粉砕機で原料である石炭をすりつぶして細かくなった粉をバーナーに送り火を起こします。火を起こしてボイラー(水の入ったヤカンのイメージ)で蒸気を高圧で送りタービンを回して発電させる仕組みになっています。その中でも私が担当しているのは粉砕機で図面では5m×15mくらいの小さい設備であること(発電所によってサイズが異なる)、図面ではイメージ出来ない部分を見れて、ためになりました。

現場の方がこういう風に作業をしているのかを見れて、ここは設計を変えてあげたほうが作業がしやすいなと考えるキッカケになりました。

ためになったね~ためになったよ~。

 

②メールや電話の間を読めるようになった

現地に出張に行った方のフォローをすることもあるのですが、その時の依頼は忙しいのもあり大事な部分を省かれて依頼が来たりします。

メールや電話での依頼があった時に段々と何をして欲しいのか、きっとこんな依頼が追加で来るかもな!?という予測が出来るようになった事や電話での依頼が多少、あやふやでも形にすることが出来るようになったことです。

 

 

 

最後に

プラント業界は慢性的な人手不足であることは間違いありませんが、それはどの業界でも言えることだと思います。

プラントがないと電気を起こすことも出来ないので今までの暮らしが一気に江戸時代くらいの生活になってしまうのです。

江戸時代とかムリ〜。

この記事をキッカケに若い方に少しでもプラントに興味を持ってもらえると嬉しいです。

 

 



 

 

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プラント百景

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イグアナ

この記事を書いた人

イグアナ

地方で、火力プラントの設計をする傍ら、Webライターをしているイグアナです。ジャンルはプラントに限らず、恋愛や、アウトドアに至るまで様々です。応援よろしくお願いします。