地熱発電を題材にした本格ドラマ『マグマ』。感動の涙で前が見えない。
地熱発電を題材にした本格ドラマ『マグマ』。感動の涙で前が見えない。
まさかの地熱発電がテーマ。レアだね。
タケです。
突然ですが地熱発電、どう思いますか?
同じ自然エネルギー発電でも、太陽光や風力は実際に実物を目にした人も多いと思います。
このプラント百景でも太陽光発電をテーマにした記事はいくつか書きました。
でも正直、地熱はちょっと良くわかんない・・・はい、タケもです。
地面の熱をどうやって電力に???
そもそも、その熱ってドコのナニモノ???
で、色々調べていくうちに、とある小説にたどり着きました。(そうです、脱線です汗)
真山仁さん著の「マグマ(角川書店)」。
地熱発電会社の再建に命をかける研究者、原発廃止を提唱する政治家、様々な思惑が交錯する中、新ビジネスに成功の道はあるのか? 今まさに注目される次世代エネルギーの可能性を探る、大型経済情報小説。
実は311震災のもっと前に書き下ろしていて、原発に変わるエネルギーとして他でもない地熱に注目した作品。
こんな感じのプラント系の読み物ってちょっと珍しいですよね。
登場する主人公はエリート女性。同じ会社の頑固者の研究員、ライバル会社との競争、それに絡む政治家などとぶつかりあいながら地熱発電を作り上げる物語。一度見始めたら最後まで一気にいっちゃいますよ。
それではいきましょう、プラント百景スタート!
解説:地熱発電とは?
例えば、
水力は、水が流れる落差で水車と繋がっている発電機を回します。
火力や原発は、水を蒸気にしてその勢いでタービンと繋がっている発電機を回します。水を沸騰させるコンロの役割をするのが火力なのか原子力なのかという違いですね。
ここまではOK?
じゃ地熱は?っていうと、地球の中にある天然のコンロ(=マグマ)を利用します。
地下にはマグマによって高温になった地下水が溜まってて、そこに深い井戸を掘ってパイプを通してやると、地下から熱水が噴き上がって、地表に出た時には蒸気になります。
地熱発電は、その水蒸気でタービンを回して電気を起こすという原理ですね。
石炭やガスなどの燃料を一切使わないからCO2の排出もほぼゼロ。
天候にも左右されず24時間365日安定供給できる。
しかも、日本は世界第三位の地熱資源国で、原発約20基分にあたる資源量が眠っているといわれています。20基!!!
・・・実際に見たのはドラマです。
そう言いながらタケが見たのは、見つけた小説と同時に知ったドラマです。
全5話になっていて、Amazonプライム会員なら全話無料で見れます。
概要
・外資系ファンドに勤める妙子(尾野真千子)は、社長の待田(津田寛治)に、買収したばかりの不振企業の再建を任される。
・その企業は、地熱エネルギーを供給・開発している「日本地熱開発」という地方の小さな会社だった。
・左遷ではないかと不満に思いながらも、事業を立て直すべく乗り込んだ妙子は、現社長の安藤(谷原章介)に経営状況を厳しく追及。
・社員リストラと赤字部門閉鎖による合理化を発表し、長年研究に命を燃やしてきた所長の御室(長塚京三)らの猛反発を受ける。
・収益性を確保し、企業を立て直すという信念のもと突き進む妙子。
・しかしやがて「日本の未来を担うエネルギーを開発する」という御室らの思いと、地熱発電の可能性を知るにつれ、自分の果たす役割を見つめ直すようになる。
・そんな中、日本地熱開発の前には、利権を狙うやり手政治家の龍崎(石黒 賢)や、原子力発電を推進する大学教授・宇田川(大杉 漣)らが立ちふさがる。
※まんまの映像画面は見せれないのでスケッチで。↓↓↓
ふんふん、、、
ほうほう、、、
え!?
ハラハラ、、、
がんばれ!
なにっ!!
で?で?
まさかの???
どうなるーーーー??
・
・
・
・
感動。
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まとめ
地熱、スバラシイじゃないですかーーー!!!
じゃ何故もっと表舞台に出てこないのか・・・。
それにはいくつか問題もあって、、、そんなところも見どころのひとつです。
1話・2話・3話・4話・5話で本当にいろんな展開があります。家族のこと、会社のこと、電気のこと。
地熱発電をもっとよく知ることができると思うし、なんなら今すぐ関連株を探したくなるくらいの面白さでした!
もし興味と時間があればぜひ見て下さい。
それではまた、タケでした。
ではでは。
原発でもなく、火力でもなく、地熱っていうのがいい!